南相馬市の少年野球チームに復刻ユニ贈呈

2011.07.24

高平シーサイド2011.07.24

ユニホームと巨人・長嶋終身名誉監督、原監督のサイン色紙を贈呈した高平シーサイドナインと一緒に記念写真を撮る中畑氏 Photoスポニチ

スポニチ本紙評論家で昭和28年生まれ(同29年早生まれ含む)の元プロ野球選手による親睦団体プロ野球28会会長を務める中畑清氏(57)が23日、栃木県真岡市の井頭公園野球場を訪れ、福島県南相馬市の少年野球チーム「高平シーサイド」にユニホームを贈呈した。

 福島第1原発30キロ圏内にある同チームは新調したばかりのユニホームを津波に流され、メンバー13人中11人が和歌山、埼玉など県外に避難。活動停止状態になっていた。夏休みに1泊2日の合宿を計画。「せめて一日でも同じユニホームで」という父母の願いを聞いた28会がミズノ社の協力を得てユニホームを復刻した。

 中畑氏はこの日集まったキャプテンの林崎玲音君ら10人のメンバー一人一人にユニホームを手渡し「今は離れ離れでつらいだろうけど、また一緒に野球ができるよう頑張って」と激励した。

7月24日 スポニチより